清水坂の途中に武田五一設計の建築があります。
欧米様式と和の良いところの融合を考え、設計していたと言われている武田五一の建築ですが、
この建築は 欧米>和 のようにわたくしには感じました。
五条坂を上っていくと石標があります。わたくしのお勧めは茶わん坂です。
しばらく茶わん坂を上っていくと 細い階段が北側にあります。正式名ではないかも知れませんが、あさひ坂と言うそうです。
この坂を上っていくと清水坂へ通じています。この階段風景は、尾道を連想させました。
観光客で賑わう清水坂に突き当たります。雑踏を少し西へ下っていった辺りに、南側へ行く路地があり
この路地の奥にこの建築があります。
あまり観光客もいなくて、いままでの雑踏との対比で別空間へ来た不思議な気持ちになります。
清水坂の観光客が、この空間のためのエキストラのようにも感じました。
1階にはカフェもあるので、近くに来たときには寄ってみても良い場所だと思います。