令和6年4月21日(日)に「戦国武将朝倉氏の歴史」と「内藤廣の建築」にであう旅と題して、福井方面へ日帰り建築研修バスツアーへ行きました。
当日は、京都府インテリア設計士協会の会員だけではなくて、「大阪支部」「兵庫支部」「愛知支部」の方も多数ご参加頂き賑やかなツアーとなりました。
京都駅で集合して、途中彦根駅で愛知支部の方と合流し現地へ向かいました。
まず最初に永平寺へ
新緑が非常にきれいで、張りつめた空気がだだよう全国的にも有名な曹洞宗の大本山です。
観光客も多く参られていて、また参道にはお土産物屋が建ち並び寺社町となっています。
次に一乗谷朝倉氏遺跡復元街並みへ行きました。
戦国武将朝倉氏の城下町の跡です。
ここではガイドさんの説明付きで、分かりやすく見所を教えて貰いました。
直線に見える道が、微妙に曲がっていて端から端まで見通せない様に作られていて、敵に見つかりにくい仕掛けになっているなど、当時の知恵に関心させられました。
また、町人宅にも個々にトイレが整備されていたなど、いかに繁栄していたかを忍ぶことが出来ました。
織田信長の比叡山焼き討ちに関して、ガイドさん独自の解釈を披露していただき興味深く、「なるほど それもありかも」って関心しきりでした。
最後に福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館へ行きました。内藤廣氏による設計です。
外観は、主君に家来が従事するような切り妻屋根が印象的でした。内部には、当時の屋敷が再現されていました。
よくよく見ると細部のディテールも繊細で、大変勉強になりました。
ここでもガイドさんの説明を聞くことができ、朝倉氏をより深く知ることができました。
当日の天気予報に反し帰りの道中はかなり激しい雨でしたが、見学中は曇りで幸いしました。
わたくしを含めて建築および歴史好きの方には満足いくツアーでした。
各支部の方とは親睦を深めることができ、次回の再会を約束して別れました。ご参加頂きまして、ありがとうございました。