春の見学ツアーで京都府久美浜の2建物を訪れました
8:45京都駅発、チャーターバスにて11:00久美浜和久伝の森着、12:30稲葉本家着
春ツアーは丹後地方の双方木質である新建築と伝統建物を体感するテーマでの企画です
京懐石の料亭和久伝が創業の地、京丹後の久美浜町にて地域活性事業としてスタートさせた
プロジェクト「和久伝の森」に昨年竣工した「森の中の家 安野光雅館」と
かつての久美浜豪商稲葉家が明治18年から23年にかけて築造した「稲葉本家」を訪れました。
安野光雅館は内外装共木質主体で仕上げた2階建て延べ420㎡のコンパクトな美術館です
ANDO建築のイメージとは若干趣が異なる「柔」な印象を受けたのは安野光雅作品を主とするための
安藤氏の意図によるものとかと感じました。
「豪商稲葉家」は敷地面積約700坪 主屋、長屋門、蔵が国の登録有形文化財に登録され、
地元NPOが改修、公開、運営をしている保存伝統建物です。
かつての隆盛をしのばせる様々な資料や考証講義を見学しました。ちょうど雛祭り時期で
御殿付きの壮大な雛飾りが展示させており目を惹きました。